スクリーン印刷とインクジェット転写の違いを比較する
Tシャツやトートバッグにプリントをしたいとき、スクリーン印刷とインクジェット転写のどちらを選ぶか迷う方は多いです。それぞれに向いている用途があり、どちらが優れているという話ではありません。判断の基準になる情報をまとめました。
スクリーン印刷の特徴
スクリーン印刷は版を使って直接インクを生地に押し込む方法です。インクが生地の繊維に定着するため、洗濯への耐久性が高く、長く使い続けても色が残りやすい方法です。色数が少ないデザイン(1〜4色程度)に向いており、大きな面積を均一に刷ることが得意です。
版を制作するコストがかかるため、少量(1〜5枚)では単価が高くなります。10枚以上になると版代が分散され、コストパフォーマンスが上がります。
インクジェット転写の特徴
インクジェット転写(DTGやDTFと呼ばれる方式)は、デジタルデータを直接プリントする方法です。フルカラーの写真やグラデーションを含む複雑なデザインに向いており、1枚からでも版代なしで制作できます。
ただし、洗濯を繰り返すとプリント面が割れたり剥がれたりすることがあります。特に転写シートを使うDTF方式は、スクリーン印刷に比べて耐久性が劣ることが多いです。
どちらを選ぶか:判断の基準
色数が少なく、枚数が10枚以上で、長く使いたいならスクリーン印刷が向いています。フルカラーで複雑なデザイン、または1〜5枚の少量制作ならインクジェット転写が現実的な選択肢です。
Velvet Sundialではスクリーン印刷のみ対応していますが、用途によってはインクジェット転写を勧めることもあります。まずはご相談ください。
どちらの方法も、デザインと用途に合った使い方をすれば十分な仕上がりになります。迷ったときは、完成品をどのくらいの期間使いたいか、何枚必要かを基準に考えてみてください。